話題となった「DeNAのキュレーションメディア問題」を取り上げた書籍『DeNAと万引きメディアの大罪』が3月13日に宝島社から発売されました。
そして同じ日にDeNAが謝罪会見をし、50万超える著作権侵害の可能性が判明しました。
私はこの本『DeNAと万引きメディアの大罪』の原稿を数ページ書かせて頂きましたが、そこに書ききれなかった部分の解説を致します。
【本の情報】
タイトル:DeNAと万引きメディアの大罪
出版社:宝島社
発売:2017/3/13
ページ: 240ページ
著者:別冊宝島編集部 (編集)
※白石竜次は寄稿【本の内容紹介】
「悪いことするならもっと頭を使いなさい」(ひろゆき氏談)南條智子会長はなぜ、
取材拒否するのか?徹底検証!
10サイトの大量集団盗用事件
ユーザー・広告主・株主を欺いた
脱法ビジネスの全手法!DeNAとキュレーションメディア崩壊の全内幕。DeNA騒動の発端は、医療情報サイトを標榜する上で十分な検証や確認がされることなく、誤解や間違いを流布するような記事を配信したという、医薬品医療機器等法(旧薬事法)に抵触する恐れのある問題だった。バレないだろうという発想で、情報の切り貼りを常態化させ、サイト自体の本質はアングラサイトと同根だ。破綻したDeNAキュレーションメディアの全内幕を暴く。
(DeNAと万引きメディアの大罪-宝島社 より)
私の担当は「WELQ」がなぜ検索結果で上位になったのか、というSEOの解説でした。
そこで
『検索意図を理解するGoogle』
として、
SKE48のアイドル「菅原茉椰」さんの名前の誤字で検索した時の例
などを紹介しました。
以前、
という記事で
この菅原さんをGoogleで 「すがわらまや」と検索すると、Googleのサジェスト(予測変換)が全て 「菅原茉耶」と表示されます。
という事を書きました。
Googleで「菅原茉耶」と検索すると、ちゃんと「菅原茉椰」さんの情報が表示されます。
下の順位を探すと、「菅原まや」という名前の実在の方の情報も発見できます。
ですが正確には違う字の菅原茉椰さんの情報が優先的に出てきます。
これについて記事では
『ユーザーが菅原茉椰さんの事を検索しようとして誤って「菅原茉耶」と入力しているのだろう』
と、Googleが判断している為、と推測しました。
Googleにはそのような「ユーザーの意図を理解する」アルゴリズムがあります。
その為、この例を出させて頂きました。
ただ、この現象にはもう一つ原因があります。
単純に「菅原茉耶」という誤字が多いのです。
検索して頂ければわかりますが、様々なサイトで「菅原茉耶」と間違えています。
お恥ずかしい話ですが、私も過去に間違えておりました。
なんと驚くべき事に、SKE48の公式サイトも間違えていました。
公式Instagramアカウント開設に関しまして
本日より下記メンバーの公式Instagramを開始いたしました。
アカウントは以下の通りです。
(省略)
<チームE>
菅原茉耶 https://www.instagram.com/maya_sugawara/
で、誤字でもちゃんとGoogleでは情報が出るという、便利な時代になりました。
検索やSEOは色々興味深い事が沢山あります。
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