名古屋・栄を拠点とするアイドルグループ「SKE48」。 SKE48ではS、K2、Eという3チームがあり、栄にある「SKE48劇場」にて毎日のように「公演」を行っています。 そのチームEの新公演が9/9に初日を迎えました。AKBグループの公演については「DMM.com」というサイトで有料で視聴が可能です、 ■DMM.com SKE48 LIVE!! ON DEMAND http://www.dmm.com/lod/ske48/
■2016年9月9日(金)チームE 新公演初日メンバー 出演者:井田玲音名、市野成美、鎌田菜月、木本花音、熊崎晴香、後藤楽々、斉藤真木子、酒井萌衣、佐藤すみれ、菅原茉椰、須田亜香里、高寺沙菜、谷真理佳、福士奈央、浅井裕華(研修生)、末永桜花 (研修生)(敬称略)
公演が始まり曲が始まった直後、ネットでは驚きの声が上がりました。劇場のファンの反応は、(マナーが良いのと顔が見えないのでわかりませんが)おそらく戸惑っていたのであろうと推察しました。 なぜなら曲は「重力シンパシー」という、SKE48ではなくAKB48の曲だったからです。正確にはチームサプライズの曲です。 「チームサプライズ」とは、京楽産業のパチンコ機『CRぱちんこAKB48』の為に結成されたユニットで、前田敦子や大島優子などAKBグループのOGを含めたメンバーが選抜されたものです。2012年『重力シンパシー』、2014年『バラの儀式』という2公演があり、『CRぱちんこAKB48』で観る事ができるものでした。 チームEの新公演は「SKEフェスティバル公演」と名づけられ、『重力シンパシー』『バラの儀式』の曲を再構成した公演となりました。 チームEリーダーの須田亜香里からは「過去に誰もやっていない」ということでこの公演を作ったという説明がありました。しかしながら、ネットの意見は賛否両論でした。なぜなら「SKE48の楽曲」が1曲も無かったからです。 チームEリーダーであり、熱烈なSKEヲタクである福士奈央は「SKEの曲がいいと反対した」「反対してマネージャーにキレた」と語りました。須田亜香里は最初のMCの際に涙を流しました。菅原茉椰は前日、そして直前にも号泣したと語りました。佐藤すみれは「みんな泣いていた」と話しました。 それらはSKEファンに受け入れられるかの不安からではないかと思います。 ネットではかなりの批判を見ましたが、自らが「反対した」というコメントを出すことにより批判をそらすテクニックは、意図していてもいなくても見事だったと思います。 実際に現場に来ているファンの反応はまずまずだったようで、メンバーはひとまずは安心した様子でした。 この公演での「センター」は後藤楽々となりました。後藤は批判を察してか「私の事は嫌いでも・・・」と前田敦子のコメントを引用する発言をしました。目立つもの、プッシュされる者には批判が集まるものです。個人的には違和感は無いと思います。 ここで、個人的な注目ポイントを紹介します。 まずは「重力シンパシー」「バラの儀式」というタイトルになっている曲、そして公演名の「SKEフェスティバル」これは全体曲として公演を盛り上げる曲でありそのような演出となっています。 個人的に好きな曲「キミが思っているより… 」、「未来が目にしみる」もあり、 もともと「重力シンパシー」「バラの儀式」公演が好きな私だけでなく、おそらくAKB48のファンも興味を示すのではないでしょうか。 このチームEには須田亜香里、木本花音、熊崎晴香など人気メンバーがいるのですがあくまで個人的な注目メンバーは高寺沙菜、菅原茉椰です。 ■高寺沙菜プロフィール(SKE48公式サイト) http://www.ske48.co.jp/profile/?id=takatera_sana
まず高寺沙菜はドラフト1期のメンバーで、「ガヤ担当」などをいじられMCも盛り上げるメンバーですが、注目はその「王道アイドル」のルックスです。まだ若くファンへの発信、アピールが苦手で、また同世代のメンバーに押し出される形で目立つポジションにはなかなか出られずにいましたが、ルックスで言えば超人気メンバーになってもおかしくないと思います。そしてこの公演では「君のc/w」「ハングリーライオン」という2つのユニットに参加。衣装も曲もよく合っており、この公演から人気が上がるのでは、と思います。
■菅原茉椰プロフィール(SKE48公式サイト) http://www.ske48.co.jp/profile/?id=sugawara_maya
■SKE48・菅原茉椰レビュー「菅原の、菅原の、紹介です」 http://seoske.hateblo.jp/entry/sugawaramaya
菅原茉椰プロフィール(SKE48公式サイト)
菅原茉椰はドラフト2期のメンバーで、まだ加入して1年と少しのメンバーです。しかしながら加入直後に研究生の公演初日メンバーに落ちる、「ラブ・クレッシェンド」のメンバーに選ばれる、チームEへの昇格、SKE48の選抜に選ばれる、そしてSKE48の選抜から外される・・・という様々なストーリーがあるメンバーです。本人がモデルを目指していると言うようにスタイル含めルックスが良く、またキャラクターが天然、、とは言い表せない独特のものがあり、若手の中ではトップクラスの人気があります。 この菅原は「1994年の雷鳴」に出演しています。この楽曲は板野友美、大島優子、小嶋陽菜、篠田麻里子、高橋みなみが歌っていた曲で、SKE48では須田亜香里、谷真理佳、菅原茉椰、酒井萌衣、井田玲音名が担当。楽曲およびチームサプライズのイメージに合わせたと思われます。 フループの中では長身の部類に入る菅原にとって、この楽曲は適任と言えます。初日では緊張感のあった菅原でしたが、自信を持って歌うことができれば素晴らしいものになると思います。 個人的な感想を書きましたが、それぞれに注目ポイントはあると思います。 須田亜香里のダンス、センターの後藤楽々、木本花音の挑戦、熊崎晴香の成長などなど・・・。 当初ファンも戸惑っていたようですが、数日経過すると批判も無くなったように思いますし、実際に「SKEフェスティバル公演」は素晴らしい公演になったと思います。
SKE48は正直、固定ファンが留まっているような空気も感じます。これを機にAKB48、AKBグループのファンが興味を持って頂ければ幸いです。