「本場は水餃子を食う」
★2007年の正月に、正月の料理として餃子を作ってみました。
中国では正月に餃子を食べる習慣があります。
その理由はいろいろありますが、ひとつには、中国では、餃子は縁起の良い食べ物とされているからで、その理由は餃子の発音が、交子(子供が授かる という意味)と同じで、「子宝に恵まれる」「子孫繁栄」という意味があるからだそうです。もうひとつは、その形が古代中国の貨幣に似ているところからとも言われています。
今回は、具の中にスープを入れ込み、小龍包(ショウロンポウの)ような感じにしてみました。水餃子にしてみましたが、もちろん焼いても蒸してもいいです。
【材料】
分量はだいたいでいいと思います。お好みで。
<具>
◇豚挽肉
◇キャベツ(好みにより白菜を使ってもいいですね。)
◇ニラ(臭いが気になる場合は入れなくてもいいですね。)
◇葱
◇生姜
◇にんにくの茎(お好みで)
◇卵
◇塩
◇コショウ
◇砂糖
◇醤油
◇ごま油
◇ガラスープ(市販の粉末の物)
◇寒天(もしくはゼラチン)
#あれば、豚背脂
#好みで、科学調味料(おすすめはしませんが・・)
#玉葱や椎茸などをお好みでいれてもいいですね。
<皮>
◇小麦粉(安いし、手間を考えても市販のものでよいです。)
◇片栗粉(打ち粉に使用)
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【調理方法】
[1]
◆キャベツは粗みじん切り(細かいと歯ごたえがでない)→ザルにいれ塩をふり、しばらくおいて水分を切る。
◆ニラ、葱、をみじん切りにする
◆にんにくの茎を1cm幅くらいに切る
[2]
◆豚挽肉を別のボウルに入れ、生卵、塩、砂糖、ごま油、醤油などを入れ、生姜をおろしていれ、よく練り、冷蔵庫に入れしばらくなじませる。
[3]
◆キャベツをよくしぼる。
◆キャベツを豚挽肉のボウルに入れ、冷蔵庫に入れなじませる
(タッパー、バット等に入れて冷蔵庫へ。できれば一晩か数時間おく)
[4]
◆卵を鍋(フライパン)で煎り卵に炒める。(半熟の状態にします。これにより、卵の味をしっかりと味わえます。[2]でいれる卵はつなぎの役割が多いです。)
[5]
にんにくの茎を油通し(軽く揚げる)します。もしくは油を多めにして炒めます。
[6]
卵とにんにくの茎を[3]のボウルに入れ、冷蔵庫に入れる。
[7]
◆湯をわかし、ガラスープを入れスープを作り、寒天(もしくはゼラチン)を入れ、冷ましてから冷蔵庫に入れ固める。この時、スープを少しとっておく。
[8]
◆具を皮で包む。
まず、具を入れ、そのあとに固まったガラスープをスプーンなどでとり、入れる。
(スープがこぼれないようにしっかりと密閉させます。)
◆包んだあと、片栗粉をまぶし、容器に餃子がつかないようにし、冷凍庫に入れる。(保存)
[9]
◆茹でる。
十分な量のお湯を沸かし、沸騰したら餃子を入れる。
茹で上がったら湯から取り出す。
<焼く場合>
フライパンを一度空焼きし、火を止め油を入れて、火を中火にし、餃子をいれる。
表面を焼いたら、弱火にし、お湯(適宜)を入れ、蓋をする。(これにより蒸し焼きの状態になる。ここでお湯のかわりにガラか豚骨スープを入れると皮にも味がつきます。)
あとは、火の通り具合を見ながら調整する。 仕上げに、ごま油をかけて香りをつける。
[10]
◆器にスープ、餃子を入れ、完成です!!