「良いものが5年かかってやっと認められるんだな。」
ハチミツを砂糖代わりに使ったマヨネーズが、農水省から「規格外」と言われ、「ドレッシング」表示しなければならないという目に遭っていたそうです。
この事には大変疑問ですが、この夏から「マヨネーズ」と呼べることになるそうです。
その商品とは、「松田のマヨネーズタイプ」というもので、ハチミツを砂糖代わりに使っているほか、搾り菜種油に平飼いの鶏の有精卵、純リンゴ酢といったこだわりの材料を使っているとの事。
私は調理師学校時代、調理実習でマヨネーズの作り方を教わりました。
その時の材料は、
■サラダ油
■卵
■酢
(どれも市販のもの。塩も入れたかもしれません。)
でした。作り方は一般的に知られているやり方で、
まず卵と酢を攪拌し、それに油を少しずつ入れ、乳化させるというものです。
そして食べ方もサラダにかけるという、ごく普通のものでした。
「松田のマヨネーズタイプ」は、はちみつを入れたり、搾り菜種油、有精卵、純リンゴ酢というもので作っていて、従来のものとは味わいが違いそうですね。
良い酢を使ったり、蜂蜜が入っているということは、酸っぱい味が抑えられ、甘くまろやかになっていると思います。
その為、料理への用途がさらに広がると思います。
それにしても、農水省は規格でしかものを判断しないようですね。
今回改正となるのも、5年かかって署名が集まってやっと、という事だそうです。
料理は常に進化しているのですから、「規格」も常に変更していかなければならないと思います。
消費者に抗議されたり、教えられてからではなく、自分で判断できるようにならなくてはいけないと思います。