映画「ハナ 〜奇跡の46日間〜」
ペ・ドゥナとハ・ジウォンが主演の韓国映画で、簡単に言えば卓球のスポ根映画。
ただ、実話を元にした話であり、政治的な話でもあります。
話は韓国と北朝鮮の南北統一チームが作られ、世界大会を戦う様子の話。
南北問題が大きく影響するものの、普通にエンタメとして楽しめます。
最初仲が悪かったのですが、次第に仲良くなるが、亡命を疑われ準決勝を北朝鮮メンバーが欠場となる。しかし韓国メンバーや北朝鮮監督の熱意で決勝は合同で出場。嫌な奴らだと思っていた警備の連中も好意的になったり、南北のエースがダブルスを組むというのには上がります。スポ根漫画で、全国大会を戦ったライバルと日本代表で共に戦う、という感じ。
実話、ということで調べたら、1991年に本当に南北統一チームで女子団体チームが優勝してました。
すごい話ですよね。
ちなみに舞台は日本の千葉です。
ラスト、２年後に友人である両エースが戦うというのは、卓球映画「ピンポン」と同じですね。そして、1993年以降、実際に再会できていないらしいです。
普通は別れのシーンは「泣きすぎ」と冷めてしまうベタな光景ですが、このような、北朝鮮の話を推測できたので泣けました。
今回、ペ・ドゥナ目当てで観たのですが、ハ・ジウォンが可愛いくて格好良い！
