映画「ピーナッツ」
内村光良監督主演の野球映画。
大好きな作品で数年おきに定期的に観ています。
スポーツライターの秋吉(内村光良)が煮詰まって故郷に戻りもう一度草野球をする。その地元の商店街では再開発が進んでおり、再開発をかけて野球の試合をする、という話。
内村監督と仲の良い芸人がメインで多数出演しており、当然ギャグも多い。ただ、小ネタは寒めですね…。ですが内村監督らしい毒の無い笑いなので不快感は無いです。
また、くりぃむしちゅー有田と竹中直人のキャラは存在自体面白く、出るシーン全部が笑える。さまぁ~ず大竹のキャラも面白い。
野球映画ということで「がんばれベアーズ」を意識していると思われるが、サードがファールフライをキャッチしてベンチに飛び込むのはどう見ても「キャプテン」のオマージュですね!
敵の野球チームも再開発を進める社員も、全然嫌なヤツに描いてないところも内村監督らしい。
個人的に好きな野球ドラマ「ルーズベルトゲーム」と比べると大分違います。どちらも好きですけど。
エンドロールの「その後」など、映画愛も溢れていますし、芸人たちが楽しそうなのが伝わってきます。
ちなみにエンドロールみたらムロツヨシ、いとうあさこなどを出演してました…
大きな笑いも刺激もありませんが、平和で楽しく、野球愛のある良い映画。