ニョッキーのおもしろコラム!

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映画「ある用務員」

映画「ある用務員」
いわゆる「弱そうな奴が強かった」系の作品。
ヤクザの息子として殺し屋の教育をされた男が用務員として同じヤクザの娘を殺し屋から守るという話。
まずはキャラが立っていて凄い。
何よりラスボス本田役のキャラ、というか役者が良い。
あとは女子高生二人組の殺し屋。
特に金髪の子のアクション。スタントマンらしいですね~。
その他にもじいさん、ヲタク系、ヤクザ風など、登場時間が少ないのに個性が立っていて良い。
むしろ主人公が一番個性無かったかな…。
マイナスなのは、戦いが始まるまでの前置きに半分の40分も使っていた所。
主人公がヤクザに育てられた殺し屋で、守るのがヤクザ娘って設定だけで、守る理由、狙われる理由が理解できるのでだいぶ話をはしょれるはず。
10分にまとめられるでしょう。
もう少し上手く作れば日本版「アジョシ」にもなれたのかも知れないのに残念。
なんならアジョシをまねてヤクザの娘がさらわれて助けに行く、という設定にしたら良いのに…。
U-NEXTで、エンディング後にメイキングついているのは嬉しい。
でも監督が26歳!っていうのが一番凄い。
今後期待ですね。