ニョッキーのおもしろコラム!

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【お笑い】『M-1グランプリ』に昔挑戦してAKB48と戦った話

【お笑い】『M-1グランプリ』に昔挑戦してAKB48と戦った話

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どうも、ニョッキーです。
一応アマチュアお笑い芸人をやっています。
今回は『M-1グランプリ』の話をしたいと思います。

 

年末の風物詩であります、お笑い芸人の“漫才ナンバー1”を決める大会『M-1グランプリ』という大会。
私は2004年から2007年の『M-1グランプリ』に参加しました。

この大会に参加するには、

・結成10年以内であること

・2人以上であること

・参加料(1組2000円)を支払う事
(※2007年のルールです。)
という条件さえクリアすれば誰でも参加できました。
本当に、この大会は「参加費用を払えば誰でも参加できる」ので、それこそ面白くなくてもネタが無くても参加できちゃったんです。
そして、プロのお笑い芸人も素人と同じ立場で予選から参加して戦います。ですから本当に、若手の中での漫才の実力ナンバー1を決める大会というのは間違いないものだと思います。
だから当時、インディーズとしてお笑い芸人を目指していた私たちはみんな予選に参加しました。
さらには「お笑い芸人」でなくても、アイドルや漫画家やアナウンサーなどが予選には毎回出場し、マスコミに紹介されていました。これは一発狙ってやろうという事もあったと思います。

予選のネタ時間は1回戦は2分で2回戦、3回戦は3分というルールです。

その為、きちんとしたネタは意外と作るのが難しいです。話の構成で、伏線を張って最後に大きいオチが来て盛り上がるようなネタは難しかったです。

逆に言えば2分間は何をやってもいいというか、インパクト勝負です。

ただ参加したい人などは適当にしゃべっても2分使っても良い訳です。

予選の流れは1日に沢山のコンビが出場し、時間が長いので参加者は時間別に分かれて、時間差で会場に入ります。

自分の出場した2007年の話ですが、
AKB48のメンバーの佐藤夏希さん、野呂佳代さんのコンビ「なちのん」が
が参加していました。
オリコンニュースにはこのように書かれています。

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www.oricon.co.jp


2007-11-04 06:00       
AKB48漫才コンビ、惜しくも『M-1』2回戦突破ならず

秋葉原の“会いドル”として有名なAKB48佐藤夏希野呂佳代が結成した漫才コンビ・なちのんが3日(土・祝)、東京・原宿で行われた『M-1グランプリ2007』の2回戦に登場したが、3回戦へ進む28組に入ることはできなかった。

 これまでの『M-1』史において、現役アイドルの参戦は極めて異例。この日、竹下通りのファーストフード店で“ネタ合わせ”をした後、緊張しながら2人は本番へ。「(1回戦)突破していなかったら、週刊誌で脱ぐしかなかった! 私たちは、アイドル界の今いくよ・くるよです」と、かつての“身内”をも絡ませたネタで勝負した野呂は、敗退が決まると「とにかく悔しい。緊張しすぎて余裕が無かった。来年は、もっと余裕を持って参戦したい」とコメント。さらに「早く、同世代のハリセンボンに近づきたいですね!」と、次なる目標を見据えていた。

 また、初戦突破した時の報道の大きさから「(初戦に続いて)アイドルネタで、波に乗りたかった」と話した佐藤も「仕事の都合で(時間がなく)電話でネタ合わせもしました。来年またチャレンジしたいですし(お笑い挑戦で)今以上に、活動範囲を広げていきたい」と、今回の経験を糧に今後も前進し続けることを誓っていた。

 同日には2年ぶりに“M-1参戦”を果たしたお笑いコンビ・オリエンタルラジオも登場。こちらはコミカルな動きとラップを織り交ぜたコントチックなネタを披露、無事に3回戦進出を果たしていた。
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自分が参加た日は(正確に言うと自分の出番の2時間ほど前に)このAKBの「なちのん」が出場していて、会場はもちろん、裏でも「AKBが(アイドルが)ウケてるぞ!」とても盛り上がっていました。(当時はAKBはまだまだ有名では無かったので、「そんなに有名じゃないアイドル」という扱いでした。)
私は2010年くらいから「AKBファン」になる訳なんですが、当時は全く興味がなかったので
「負けてたまるか!」とと強いライバル心を持っていたのを覚えています。


私は受付で参加料を払って番号札を受け取った後、控え室(とは言えない空いたスペース)で着替えて待ちながら合わせをしていました。

出番になると何組か呼ばれて、舞台袖で待機します。

自分たちのブロックの出番になると、司会の芸人さんに何組かまとめてコンビ名を紹介されて、まとめてネタをやって行きます。時間になると暗転して音楽が鳴り、強制終了です。

基本的には予選の1回戦なにで空席も目立つ客の入りなのですが、有名の出番になると、満員になったりします。有名人目当てのお客さんは、お目当ての人の出番を待ってる間は寝ていたり話をしていたり、出番が終わると帰ったり・・・という具合で、我々無名の参加者は完全にアウェーでした。

結局、私は、軽い笑いが取れた程度で1回戦予選落ち。
これが私の『M-1グランプリ2007』の体験談でした。

ちなみに、2007年の優勝はサンドウィッチマンでした。