表皮について詳しく解説。
表皮とは?
表皮(ひょうひ、英: epidermis)は、多細胞生物のもっとも外側を覆う組織である。 往々にして内部を保護する役割を担い、特に陸上生物では硬化したりクチクラ層を持つ例が多い。水中生物では繊毛などをともなう例もある。分類群によってその性質は大いに異なる。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 より)
表皮は、その名のとおり、お肌のもっとも表面で目に見えるところからたった0.2mmまでのお肌の部分です。 そんな、表皮の構造は、角質層、顆粒層、有棘層、基底層の4つで成り立っています。 そして、それぞれの層がターンオーバーやバリア機能に関する役割を果たすことで健やかなお肌がキープできるのです。(エイジングケアアカデミー「表皮の構造と役割を知って正しい保湿とスキンケアを知ろう!」 より)
画像:エイジングケアアカデミー より
表皮って皮膚の表面0.2mmというとても薄い部分のことのみを言うのですね! 大きくは 「表皮」⇒「真皮」⇒「皮下組織(皮下脂肪)」という順にできあがっています。 そして表皮の中は 「角層」⇒「顆粒(かりゅう)層」⇒「有棘(ゆうきょく)層」⇒「基底層」と別れています。 真皮の中は 「エラスチン」「基質(ヒアルロン酸)」「コラーゲン」「線維芽細胞」があります。 角質層は水分を保持するという役目を持っています。 なんと 「角質層が無いと人間は24時間も生きられない」のだそうです。 たしかに人間には水分が必要ですからね。重要ですね。
表皮の役割
表皮の役割はどのようなものでしょうか? 表皮には ●紫外線を防ぐ ●身体の保護 ●水分の保持 ●病原菌などから防ぐ などの働きがあります。
表皮のバリア機能
表皮のバリア機能については、このような構造になっています。
皮膚水分保持の健全な肌は「紫外線」「温熱」「刺激」「雨」「風」「微生物」「アレルゲン刺激」 などから守ってくれるというわけです。
画像:エイジングケアアカデミー より
肌表面とpH値の関係
肌表面とpH値の関係によるデータです。
■pH0-3 【酸性】 古くなった皮脂や汚れは酸性
■pH3-8 【健康な皮膚表面のpH】(弱酸性-中世) 汗と皮脂が混ざり合った皮脂膜が天然クリームとして弱酸性に保つ
■pH8-11 【弱アルカリ性】 油分の不足した敏感肌・乾燥肌はアルカリ性に傾きがち
■pH11-14 【アルカリ性】
表皮は、スキンケア、エイジングケアの基本として「保湿」「紫外線対策」「清潔」 この3要素をすべてカバーしてくれているのです。