投稿日時:2008-08-14
今年行われたお笑いのピン芸人の大会「R―1ぐらんぷり2008」で無名ながらも2位に入り、一部では「優勝に値する」と言われた芸を見せた芋洗坂係長(トリガープロモーション)。
「R―1ぐらんぷり2008」番組では、「元芸人」という事だけが言われ、自分も「誰だろう?」と思いながらも、「たぶん、本当に無名の、自分が知らないコンビだったのだろう」と思いましたが、実はその昔、自分がよく観ていたコンビの人でした。
芋洗坂係長は本名 小浦 一優(こうら かずまさ)といい、「テンション」というお笑いコンビを組んでいました。
相方は、現在俳優をしている田口浩正でした。
若い方やお笑いに詳しくない方には全くの無名かもしれませんが、1989年頃~1990年代前半くらいまで、お笑い番組を中心に出演し、活躍していました。
自分は当時から「お笑いオタク」でしたので、というかその当時放送したお笑い番組は全てビデオに撮っていました。特に日本テレビで放送されていた「LIVE 笑 ME!」という番組が大好きでよく観ていて、そこに「テンション」も出ていました。
今でもいくつかのネタの入っているビデオを持っています。
そこまで観ていてなぜ気が付かなかったかと言いますと、その当時の芋洗坂係長(小浦さんは非常に痩せていて小柄だったからです。「テンション」解散後に太ったという噂は聞いたことがあったのですが、太った後の容姿を見たことがありませんでした。
「テンション」のネタは、いろいろな曲の替え歌を、ダンスやアクションを交えながらするショートコントが中心でした。
そして、ブリッジ(ショートコントの合間にやるフレーズ)に「ラリパップ、ラリパップ・・・ボボンボン」という歌を入れるのが有名でした。
そこまで思い出すと、たしかに芋洗坂係長のネタ、「替え歌とダンス」はお得意のはずで、上手く面白いのは納得できます。
今回のブレークで、過去の「テンション」時代の映像がTVなどで放送されるかもしれません。たぶんその変わりっぷりに驚くはずです。
今後多数の番組で活躍しそうな芋洗坂係長ですが、できればもう一度田口さんとの「テンション」のネタを見てみたいところです。