どうも、ニョッキーです。
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調理師
などをやっております。
今回は「調理師」としてのお話で「中華包丁で指をつめそうになった話」をしたいと思います。
これは、25年以上前の話です。
ちなみに私は調理師学校を卒業して調理師免許を持っております。
私は新橋にある中華料理の老舗のお店で働いていました。
この時私は「上湯スープ」の仕込みを行っていました。
このお店の「上湯スープ」の作り方は、骨の他に鶏のミンチ肉を入れるんです。
ですが、この店では、「ミンチされた肉」の他に、
「老鳥(ロウチー)」という丸の鶏を包丁で叩いてミンチにするんです。
(画像:ニョッキー作の同人誌『憂の料理教室!』より)
ここで、道具の説明ですが、中華料理のまな板は丸太の輪切りのような分厚く重いいもので、
ミンチにするのに適しています。
中華包丁はご存知の通り、大きく重い物です。こちらもミンチにするのに適しています。
ミンチ肉作りに入ります。
丸の、形のある鶏を叩いて粉々にするのでかなり大変です。
力が要りますので思いっきり叩きつけます。これを何回も繰り返します。
この仕込みは朝早く、他の従業員が来る前にやっていました。
当然、眠い訳です。
そして、何回も何回も繰り返す単調な作業です。
そして、ある時、気が抜けてしまって・・・
ズドン!
と包丁が叩きつけられて・・・
指をわずかにかすりました。
幸い、数ミリ切っただけで済みました。
ただ、想像してみてください。
形のある鶏肉を粉々にするだけの力で、
切れ味があり重い中華包丁を
思いっきり叩きつけた訳です。
もしこれが指にヒットしていたら・・・
「指を詰めて」しまった可能性が大きいです。
25年以上経った今でも、思い出すとぞっとします。