ニョッキーのおもしろコラム!

お笑い芸人・ニョッキーのコラムです。お笑い・まんが・AKB48・SKE48・AKBグループ・地下アイドル・料理・グルメ・芸能・映画・矯正歯科(審美歯科)・病気・ダイエット・…などなど様々な事を書くブログです!

映画『最強殺し屋伝説国岡』

阪元裕吾監督の作品。

国岡という殺し屋に密着する、というドキュメンタリー風の映画です。

基本的には存在しない「殺し屋」という職業を、さも存在するかのようにリアルに描写しています。

国岡役の伊能昌幸さんのキャラクターは勿論、格闘アクションが凄くて魅力を感じました。

そして様々な殺し屋や敵のキャラクターも立っていて、さすが阪元監督、漫画的で面白いです。

注目ポイントは、たんたんと殺し屋の国岡が殺しを行う描写ですね。

街で普通に殴り殺したり、時には銃で殺す描写は北野監督の演出を思わせます。

一方で、クライアントに謝罪しに行ったり、殺し屋仲間を仲裁したり、デートした女の子に振られたり、などは人間味を感じさせます。

基本的にはドキュメンタリー風なんですが、銃撃戦などになるとその設定を吹き飛ばし、「それはそれ」と、エンタメに徹して様々なカメラワークでアクションを魅せる方に振り切ってくれます。

「国岡(風のキャラ)」は阪元監督の色々な映画に出ており、国岡は人気キャラとなっています。

この映画を見ると、それもうなずけます。

国岡を好きになってしまいます。

阪元監督の代表作は『ベイビーわるきゅーれ』だと思いますが、『最強殺し屋伝説国岡』も甲乙つけがたいくらいの面白さです。

「グリーンバレット」も期待です。