ニョッキーのおもしろコラム!

お笑い芸人・ニョッキーのコラムです。お笑い・まんが・AKB48・SKE48・AKBグループ・地下アイドル・料理・グルメ・芸能・映画・矯正歯科(審美歯科)・病気・ダイエット・…などなど様々な事を書くブログです!

映画「アウトレイジ」

私は北野武監督のファンです。そのなかでも大好きなのがアウトレイジシリーズです。
ヤクザものでありバイオレンス映画ですが、北野監督の話によると「サラリーマン社会も同じ。サラリーマンに銃持たせただけ」だそうです。
なるほど、サラリーマン社会の権力闘争、裏切り、パワーゲームなど、我々サラリーマンが観て共感する所ばかりです。
北野映画特有のバイオレンス描写は、一作目ということで全開です!歯医者でぐちゃぐちゃにするシーンは痛々しいし、ラーメン屋では耳に箸さして中華包丁で指切断!
それがラーメンに入ってそのラーメンを客に出すという…まるでコントです!
また、ボッタクリバーにひっかかったように見えたが実はヤクザの事務所だった…
これもコントですよね。
バイオレンスだけではなく、会話も印象的ですよね。
木村が指を詰める詰めないの場面の、畳み掛ける会話は通快です!
物語では、
大友組がいいように使われて、相手の組長を殺したのはいいですが、結局利用されているので捨てられる。
「形だけだよ」という台詞が印象的。
そして一人づつ殺されていくのですが、そういう展開が好きですね。
「誰が生き残ってないと結果わかんねーじゃねーか」
という台詞、いいですよね。
水野の殺されかた、首に紐を結ばれ車で引っ張られる、というのもインパクトありますね。
そして椎名桔平の水野というキャラ、良かっただけに惜しかったです。
残念といえば大使館の外国人のキャラ、なんかシリアスさに欠けていて、ヘビごときでギャラ簡単に下げたり、つまらない効果を生んでますね。
とは言え月1くらいで観てる大好きな作品。