お肌のバリア機能についての解説です。 「お肌のバリア機能」とは、どんなことなのでしょうか?
バリア機能とは?
エイジングケアの基本であり、最も大切なのは「保湿」です。 そして、保湿を担う大切なお肌のはたらきが、バリア機能です。(エイジングケアアカデミー「お肌のバリア機能とは?低下の原因を知って対策で美肌へ!」 より)
肌には角質層というものがあり、この角質の水分量が減ってしまうと乾燥してバリア機能が低くなってしまうのだそうです。バリア機能が低くなると、肌の水分が逃げやすくなってしまうのだそうです。「乾燥肌」ですね。 肌が乾燥するとかゆくなる。そしてつい掻いてしまうのですが、それが炎症を起こしてしまうので悪化します。
また、歳をとっていくことでもバリア機能が低下してしまいます。
データを見ますと、コラーゲンや肌の水分量はやはりピークとなっています。 そこからだんだん低下していき、40代のお肌はセラミドが半分、コラーゲンは1/3となってしまいます。
【内的な要素】
●加齢や肌の特徴
●ストレス
●良くないライフスタイル(食生活、睡眠、運動など)
●皮膚病などの病気
●間違った洗顔
●間違ったスキンケアや化粧品の使い方【外的な要素】
●紫外線
●外気の感想
●急激な温度や湿度の変化
●大気汚染
●花粉などのアレルギー源【短期的・一時的なお肌の乾燥】●皮脂分泌の減少または過剰分泌
●NMF(天然保湿因子)の減少
●角質間細胞脂質の減少
●CEの機能低下
●タイトジャンクションの機能低下
↓
【バリア機能の低下】【ターンオーバーの乱れ(遅れと早すぎ)】【慢性的なお肌の乾燥=乾燥肌】
【インナードライ肌 敏感肌】
【お肌の老化促進】
画像:エイジングケアアカデミー より
そのバリア機能を正しくするためにはどうすればよいのでしょうか? それはよく言われる「保湿」です。 肌が乾燥しないようにして水分が逃げない肌にすることです。
まずはクレンジング。正しい洗顔です。 「皮脂腺」の所にも書きましたが、洗いすぎるのはよくないという事です。 クレンジング料には界面活性剤が入っているのだそうです。 界面活性剤といえば食器用洗剤にも入っています。 この界面活性剤がバリア機能を低下させてしまうんですね。 あと、洗う時の水はぬるま湯が良いようです。
お肌についての基本は「保湿」ですね。