ニョッキーのおもしろコラム!

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舞台「マジすか学園」~Lost In The SuperMarket~感想

まず観終わって思った事は
「あの頃のマジすかが帰ってきた!」
です。ラストに「マジすかロックンロール」を歌ったんですね。それでなんとも言えない感動に震えました。柏木さん以外のメンバーが変わっても、あの頃の、熱かった時代のAKBを創り出せるんだ、ということです。

 

この舞台、「シリアス」と「音楽」と「笑い」のバランスが絶妙でした。
個人的な印象としては歌を減らして笑いを増やしてきました。殺陣も多かったです。
「シリアス」「笑い」「アクション」と目まぐるしく変化して飽きさせない舞台でした。

 

柏木由紀さん。ついにブラックが帰ってきた!という感じです。今回ブラックの家庭の事情など、掘り下げて見る事ができました。殺陣も良かったし凄む所も柏木さんではなくブラックでしたね、当然ですが。オーナーを殺されて復讐に燃える展開が熱くてかっこ良かったです!(アドリブを振られて答える所は面白かったです!)

 

新ラッパッパ四天王がウーチン( #大島涼花 さん)、カマボコ( #小嶋真子 さん)、イカノメ( #高橋朱里 さん)、ウヴァル( #田野優花 さん)で部長がカタブツ( #岡田奈々 さん)となりましたね。「マジすか4・5」のキャラに妹設定ですが、メンバーとして思うと感慨深いですね…。スピードワゴン的な解説役だったのに…。終盤に一人ひとり見せ場があるんですが、みなさん殺陣が凄かったです。アクションは「凄かった」しか言えません(泣)高橋朱里さんはハイキックがかっこ良かったです!

 

メンバーさんを差し置いて素晴らしかったのが男性の役者さんでした。
#西岡徳馬 さん #飯野智司 さん #小手伸也 さん #兼松若人 さんがシリアスは当然ながら「笑い」部分も担っていました。アマチュアの舞台で恐縮ですが笑いをやっていた人間からすると、それぞれのお芝居の場面が「秀逸なコント」になっているんですね。私のコント論ですが、『面白いコントは芝居が上手くないとできない』のです。この舞台に置き換えると、ヤクザという怖い役柄を怖く演じる技量があるからこそ、面白い事を言う時の「緊張と緩和」ができるんです。そしてもうひとつ。『間』です。セリフを言うタイミングや相手との合わせ方ですね。この二つが、プロの役者さんだとできる訳ですね。舞台を観て、私もまた舞台でネタをやりたくなりました(笑)

 

笑いのついでに余談。「トイレ」途中で15分の休憩があり、トイレに行ったら人が殺到して凄いんですよ。でもそれより凄いのが、女性のスタッフさんが4-5人いて誘導、整理をしてるんですよ。「トイレの最後尾はこちらでーす」とか。凄いきっちりやってるんです。なんなら剥がしがいそうな勢いですよ。「ジョロジョロ…」「お時間でーす」とか(笑)「一歩前へ出て用を足してください」とか(笑)これコントにしたいです。