映画『犯罪都市 THE ROUNDUP』
マ・ドンソク主演のクライムアクション映画の続編!
「犯罪都市」は私も好きな作品で、何度も観ています。
マドンソク主演作品は、基本的に武器を使わずステゴロで悪党をぶっ飛ばすものなんですが、作品によってはライト過ぎてなまっちょろいものもあります。
しかし「犯罪都市」はある程度残酷描写がきちんとあり、悪人も本当に胸糞悪い悪党に描かれてます。
だからこそマドンソクがやってけてくれた時の爽快感が増すのです。
この続編も、悪人のカンが本当に悪いやつで、まさに最狂の敵として立ちはだかります。
カンは、何人もの人を誘拐して殺しているのですが殺された男の親が企業の社長で、その親が送りこんだ殺し屋数人を返り討ちにして殺すくらい強いやつです。
そして班長や部下もカンに刺されてやられてしまいます。
そんな強い悪人に唯一勝てるのがマドンソクという感じで、今回もタイマン持ち込み、マチェット(包丁)を持ったカンにステゴロで叩きのめします。
普通の人間ならならめちゃくちゃ強くて怖いカンに対して、全く恐れてないのがカッコいいですね。
そして倒した後、「あちゃーやっちゃった。テヘペロ。」みたいに現場を去っていくのもカッコいいです。
自分も何回か切られてるんですよ!?
それを全く気にしてないのか凄いです。
たしかに韓国バイオレンス映画の中では残酷描写は抑え目ではありますが、刃物で人を刺すシーンが多数あります。
その一方で、マドンソクのコミカルな笑いのシーンがちりばめられています。
バイオレンス好きな私から観れば、わりとライトな方であり、わりと気軽に観られると思います。
ラストにチームの和やかな打ち上げシーンがあり、「太陽にほえろ!」を思わせました。
「殺人犯を捕まえるのに理由がいりますか?」とか「殴っとくか」とか、カッコいい台詞も多数です。
そんな感じでとにかく悪党をぶっ飛ばすためだけに動くマドンソクの映画です!