映画「ある男」
妻夫木聡主演。
いわゆる「戸籍ロンダリング」
の話です。
最近裏社会の話も色々と報道されていますが、戸籍を他人と変えて他人として生きるという事は可能だと思います。
20年以上前に「完全失踪マニュアル」という本を読み、失踪についての知識を得ました。
実際に世の中には行方不明者が多くいて、その中には失踪者が多くいると思います。
その本で印象だった話が、朝普通に出勤の為家を出て、ふらっとそのまま失踪した、という話です。
この映画の原という人物は、犯罪者の息子、という事から抜け出したくなったというやむを得ない事情があったと思います。
一方弁護士は、この原のことを調べていくうちに影響されてしまったのだと思います。
ラスト、そういう行動に出るのか!
そして名前はなんて名乗ったのか!?
勿論冗談として、例えば旅先とかネットのオフ会で他人になりすますことは誰しもあると思いますが、この弁護士は本当に他人になってしまったのか…?
興味深い終わりかたでした。