【スカっとする話】借金返済詐欺！？怪しいはがきが来たので実際に行ってみた
これは私が本当に体験した話、実際の体験談です。
だいたい2003年頃だったと思います。
当時私は「お笑い芸人」を目指しながらアルバイトをしていました。
本気でお笑い芸人を目指していたので、いつチャンスが来ても仕事やオーディションに行けるように就職せずに
シフトの融通が利くアルバイトをしておりました。
また、私の性格もあり、アルバイトや派遣社員で色々な仕事をしていました。
そのような状況もあり、消費者金融での借金もありました。
ある日、家にハガキが届きました。
ハガキの文面はほとんど覚えていないのですが
『クレジット〇〇』だか『金融〇〇』みたいな、いかにもちゃんとした組織という名前で、
正直私は「信用できる組織だ」と思ってしまいました。
内容は
『あなたの借金を減らせます』
みたいなものでした。
私はこのはがきを読んで、行ってみる事にしました。
そしてある日。
場所は新大久保とかそのあたりだと思います。
はがきにあった住所に行くと、雑居ビルでした。
そして中に入り受付に言うと、中に通されました。
このあたりの細かい所は覚えていないのですが、中の様子は鮮明に覚えています。
雑居ビルの一室で、決して広くは無いスペースに、会社などで見かける青い仕切りがいくつもありました。
その仕切りの一つに通され私は座りました。
そして係の男性が登場、何やら説明が始まりました。
私はぼーっとして話を聞いていました。
借金返済についての話というか何かの勧誘のようにも感じました。慣れた感じで話してきます。
内容は全く覚えていません…。
気が付くとメンバーがもう一人増えていました。
2人の男が何やら私に言ってきております…。
そして何やら契約書みたいなものを持ってきました…。
何かを契約させられそうな状況ですね…。
今思えば「借金の一本化」の話だったのでしょうか？
新たにお金を借りるような話だったと思います。
ですが私は、ここに来てからずっと疑問に思っていた事を2人の男に伝えました。
『でも自分、債務整理中ですよ？』
そうなんです、実は自分、複数の消費者金融からお金を借りていて、まずいと思って弁護士に依頼して「債務整理」をしているまさにその最中でした。
債務整理中は借金もローンもできません。
なので、ここの契約はできないはずなのです。
そのことを告げると男たちの表情が変わり、1人の男が奥に確認に行きました。
数分後、男が戻ってきて
「たしかにそのようですね。お引き取り下さい。」
と言われたので帰りました。
今振り返ると雑居ビルだし、仕切りせまいし、手口の」流れがが怪しい勧誘と同じなので、
明らかに怪しい組織だったと思います。
皆さんは決して行かないようにご注意ください。
この漫画はニョッキー作『漫才少女！』『ウェブマブ！』のものを使用しました。
よろしければ原作をご覧ください。
ありがとうございました。
ニョッキーのまんが「ジャンプルーキー！ 」
