ニョッキーのおもしろコラム!

お笑い芸人・ニョッキーのコラムです。お笑い・まんが・AKB48・SKE48・AKBグループ・地下アイドル・料理・グルメ・芸能・映画・矯正歯科(審美歯科)・病気・ダイエット・…などなど様々な事を書くブログです!

映画「ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー」

ベイビーわるきゅーれ-杉本ちさと

ベイビーわるきゅーれ-杉本ちさと

ベイビーわるきゅーれ-深川まひろ

ベイビーわるきゅーれ-深川まひろ

映画「ベイビーわるきゅーれ2べいびー」

私は阪本監督のファンでして、その中でも最高傑作だと思われる「ベイビーわるきゅーれ」の続編です。

 

まず、オープニングのバトル。

安いアパートの描写がリアルで、狭い部屋で大人数での銃撃戦が始まったら、というのがリアルに感じられました。

そこからのオープニング映像。

「殺し屋の日常」という感じの前作から

「殺し屋女性コンビ対殺し屋男性コンビ」

の戦いとなり、エンタメ性が上がったという感じ。

かき氷食べてベロ出す所は

「べー。」かな。

銀行で銀行強盗に出会うのは、前作のメイド喫茶のパターンと同じですが、

面白いですよね。

「タイミング良すぎ」という突っ込みは、

「コナン」とかであるように、

「良いマンネリ」というか「良い必然性」ですよね。

設定がありがちでも、この作品はアクションのレベルが非常に高いので違いがあります。

その中で「電話を武器にしたアクション」など、面白さもあり、さらに魅力が増します。

前作同様、「殺し屋協会」が、実際にあるやうにリアルな描写で身近に感じます。

オンライン会議の描写など、「あるある」ですね。

将棋のくだりは唐突でしたね。

1作目で自宅でよく将棋指したりしていたりして、将棋が趣味ということなら、より面白かったと思いますが、あれだとただバカなだけで面白よりイライラが増しましたね(笑)

早口でしたが「バイオレンスアクション」というのは、漫画のやつですかね?

死体処理班の田坂が前作からいいキャラで一番好きですね。

今回意外な展開になりましたけど、やっぱりいいキャラですね。

ある人物の死体を燃やす場面で、手がドラム缶から飛び出てるのがいい描写ですよね。

作中に出てくる漫画雑誌が「チョップ」!

全体的にコメディな感じの温度感でありますが、最後にある「依頼」をするくだりでは凄く上がりました。

ただ、殺し屋兄弟を憎めない感じに描いていたのが、勿体ないような気がしますね。

もし「3」の予定があって、そこで兄弟が仲間になる予定なのであれば、それは熱いのでありなのですが、あのかたちで「ケリをつけた」とするならば、敵は「ワルとして魅力のあるコンビ」のほうが、最後の爽快感があったと思います。

調べたら、バイオレンス描写をあえて抑えたらしいですね。

知名度や評価が上がってきたからメジャー路線ですかね?

漫画で例えると、

阪本監督は「少年ジャンプ」が好きなので、

初期作品は「ヤングキング」や「漫画ゴラク」の作品だったのを、

「少年ジャンプ」でできる範囲のバイオレンス作品「鬼滅の刃」とか「チェーンソーマン」とかにしたかった、ということでしょうか…?

とはいえ、今作も、高石さんが本当に可愛くて、伊澤さんのアクションが見事であることは変わりなく、本当に面白い「殺し屋エンタメ」作品でした!